育児をしながらお家でできる仕事を探しているママへ。新しいことを始めるときは不安がつきものですが、不安をなくして一歩踏み出すためには、とにかく情報収集をすることが大切です!そこで、まずは未経験でもできる在宅ワークにはどんなものがあるのかを知っておきましょう。本記事では、未経験でもできるママにおすすめの在宅ワークと始め方をご紹介。正社員フルタイムワーママから未経験で在宅ワーカーに転身した筆者が、これから在宅ワークを始めたいママに向けて詳しく解説していきます。
未経験でもできる!ママにおすすめの在宅ワーク5選
さっそく、資格やスキルがなく未経験の状態でも始められる在宅ワークをご紹介していきます。基本的にはパソコンとネット環境さえあれば初期費用がほぼかからず、リスクなしで始められるものを厳選しました。
①ライティング(Webライター)
Webライティング(Webライター)は、クライアントから依頼を受けてWeb上の文章を作成する仕事。企業のWebサイトに掲載するコラムやブログ記事の作成のほか、YouTubeの台本作成や電子書籍の原稿執筆といった仕事もあります。何かしらの資格やスキルがあったほうが仕事を受注しやすい側面もありますが、なくても問題ありません。もちろん今までに文章を書く仕事をしたことがなくてもOK!仕事をこなしながらスキルアップをしていけば、高収入も目指せます。
Webライターが向いているのはこんな人
- 文章を作成するのが苦でない
- 学ぶ意欲がある
- 調べるのが得意
②データ入力
データ入力は、アンケートの回答や企業の顧客情報などを指定のフォーマットに入力していく仕事です。単純作業なので未経験の人でも挑戦しやすいのがメリットですが、単価が低い場合が多く高収入は望めません。単純作業とはいえ、入力ミスがあるとクライアントに損害を与えてしまうこともあるので、正確性や責任感が求められます。
データ入力が向いているのはこんな人
- タイピングが得意
- お小遣い程度の収入が欲しい
- WordやExcelの操作に慣れている
③文字起こし
文字起こしは、インタビューや会議などの音声データを文字に書き起こす仕事です。単純作業のようなイメージがある人もいるかもしれませんが、不要な部分をカットしたり言い回しや表現を整えて文章にしたりといった作業が求められる場合もあります。音声データを文字起こしするのにかかる時間は、データの収録時間の約4倍とも言われており、慣れるまでは思うように稼げないと感じるかもしれません。
文字起こしが向いているのはこんな人
- ブラインドタッチができる
- 文章をまとめるのが得意
- 忍耐力、集中力がある
④在宅コールセンター(電話オペレーター)
在宅コールセンターとは、企業の電話での顧客対応を自宅で行う仕事です。顧客からの問い合わせやクレーム対応、注文受付などを行います。未経験だとハードルが高く感じられるかもしれませんが、マニュアルや研修制度がある場合が多いので大丈夫。ただ電話越しではあるものの人と接する仕事なので、コミュニケーションをとるのが苦手な人はつらいかもしれません。また、苦情を聞き続けたり、場合によっては暴言を浴びせられたりすることもあるので、メンタルの強さが求められます。
➄オンライン秘書、アシスタント
オンライン秘書は、メール対応や書類作成といった事務作業などを遠隔でサポートする仕事です。作業内容に決まりはなく、クライアントによってはサイトの更新やブログ記事の作成などを依頼されることも。出来高制ではなく時給制の場合が多いので、ある程度時間を確保できる人のほうが稼ぎやすいでしょう。
オンライン秘書が向いているのはこんな人
- パソコン操作が得意
- ある程度まとまった時間を確保できる
元正社員ワーママが感じる在宅ワークのデメリット
子どもの急な体調不良にも対応しやすく、おうちで働ける在宅ワークに憧れるママは多いかと思います。しかし、在宅ワークはいいことばかりではありません。フルタイムで働いていた経験もある筆者が、実際に在宅ワークをしてみて感じたデメリットをご紹介します。
納期に追われる
在宅ワークというと、自宅やカフェなどで優雅に仕事をしているイメージがある人もいるかもしれません。少なくとも筆者はそんなイメージが強く、かるいノリで始めました。仕事の種類にもよりますが、筆者がやっているライターでいると、納期に追われてつらくなることがありました。特に最初のうちは、自分のキャパを把握できておらず依頼されるがまま受注してしまい徹夜で作業をするハメに…なんてことも。クライアントワークはどうしても納期に追われがちなので、時間管理や自己管理が求められます。
仕事とプライベートとの切り替えが難しい
自宅で仕事ができるが羨ましいなと思っていましたが、実際に在宅ワークを始めてみるとつねに頭の中に仕事のことがあり、子どもとの遊びや家事に集中できないことがあります…。
在宅ワークの最大の利点は、自宅にいながら仕事ができる点にあります。しかし、その一方で、仕事とプライベートの切り替えが難しいというデメリットも存在します。
自宅が職場でもあるため、仕事とプライベートを切り分けづらくなります。集中できる環境を作ろうとしても、家事や育児の雑事に気が散ってしまい、なかなか作業に没頭できません。逆に、仕事中にプライベートの用事を済ませてしまい、効率が下がるということも起こりえます。
また、早朝や深夜に作業する習慣がつくと、過剰に労働時間が長くなってしまう可能性があります。在宅だと残業や休憩時間の管理が甘くなりがちです。プライベート時間を確保できずに、メリハリの無い生活になり、ストレスにもつながります。
さらに、一人で黙々と作業を続けることが多いため、孤独感や締め付けられた感覚に襲われるリスクも高まります。感情のコントロールが難しくなり、仕事とプライベートの両立がさらに困難になる可能性があります。
このように、在宅ワークは自由度が高い反面、仕事とプライベートの切り分けが難しいというデメリットがあります。メリハリのある生活リズムを作ることや、時には外に出るなどの工夫が必要不可欠だと言えるでしょう。
運動不足になる
在宅ワークはパソコン作業がメインなので、意識していないと運動不足になりがちです。スタンディングデスクを使ったり、休憩時間にストレッチや筋トレをしたりするなどして体を動かすようにしないとブクブク太っていきます…。時間やお金に余裕がある場合は、ジムに通うのも良いと思います!(めちゃくちゃ余談ですが、筆者は在宅ワークを始めて5kg太ったので、思いきってチョコザップに入会しました…!)
(追記:チョコザップは子どもがいないときにしか行けず、どうしても仕事の時間が削られてしまうのがストレスで結局4ヶ月ほどで退会しました。汗 気が向いたときにすぐに運動できるのがいいということで、今度はルームランナーを購入してみました…!1ヶ月ほど経ちましたが、45分の運動をほぼ毎日続けられています!!)
収入が不安定
月給でお給料をもらっていたフルタイムでの仕事とは違い、在宅での仕事は収入が不安定になりがち。ボーナスもないので、正社員時代の年収を超えるのは思ったよりハードルが高いなと感じました。ただ、在宅ワークで自分が働いた分だけお金がもらえるのはやりがいにつながります。仕事内容に見合った給料がもらえず不満をためこんでいた筆者には、在宅ワークの出来高制のスタイルが合っているなと感じています。
自分で営業をして仕事を探さなくてはいけない
これは筆者も壁にぶち当たったことがあるのですが、自分で営業をして仕事を探すのはまあまあハードルが高く感じるかと思います。元々営業職や接客業などをしていて人と関わることに抵抗がない人は、それほど気にならないかもしれません…!とはいえ実績のない状態から仕事を受注するのは、コツを知っていないと難しいかも…?
未経験ママが在宅ワークを始める方法
どんな在宅ワークも基本的には始め方は同じ。在宅ワークが未経験のママは、クラウドソーシングサイト(仕事を発注したい人と受注したい人をつなぐサービス)を使って仕事を受注するのがおすすめです。
クラウドソーシングサイトはいろいろありますが、在宅ワークが未経験のママにおすすめなのは「クラウドワークス」と「ランサーズ」。案件数が豊富なので、条件にあった仕事を見つけやすいです。またクラウドソーシングサービスを通さない直接取引だと、料金の未払いなどのリスクがありますが、クラウドソーシングサービスではその辺もしっかりサポートしてもらえて安心。筆者は一度も料金未払いなどのトラブルにあったことはありません。登録は無料なので、どんな仕事があるのかを見てみるだけでも参考になりますよ♪
行動あるのみ!まずはクラウドソーシングに登録してみよう
未経験でもできる在宅ワークは意外と多くあります。最初は報酬が低い仕事しか受注できなかったとしても、正しいやり方でコツコツと継続していくことができれば、いずれ立派な収入源になりえます。ある程度融通がきく在宅ワークといえど、子育てとの両が大変なことに変わりはありません。焦らず自分のペースで、やりがいがある仕事を見つけられるといいですよね!